ギターとか音楽のあれこれ

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Marshall JackHammer JH-1

みんな大好きマーシャルアンプ。今回はそんなマーシャルが作ったエフェクターのご紹介です!

 

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JackHammer JH-1

 

 

です。どこぞのヤク漬けの格闘家ではありません。

 

 

今更さんざん書かれていることと思いますが、マーシャルエフェクターと言えばThe Guvnorというイメージが強いのではないでしょうか?

今はジョン・メイヤーの影響か、ブルースブレイカーも有名ですかね。

 

 

 

その他にも色々ありますが、個人的にこの形のマーシャルエフェクターは好きなものが多いです。ED-1とかBB-2とか。

 

 

 

 

 

 

 

肝心のサウンドですが、もうね、ODモードはひたすらにマーシャルですw

誰がなんと言おうがマーシャルですねこれはw

私は個人的にJCM900よりも、JCM2000かJCM800のどちらかが好きなのですが、これはもうなんでもいけるw

マーシャルアンプっぽさなら右に出るものは無いのではないでしょうか。

 

DSモードはよく、こもった音!なんて評判を聞きますが、確かに使いにくい!こもるというかローが出まくり!みたいな。

いや、全然マーシャルじゃないじゃん!みたいな気がするモードだし、なんならODのが歪むしwみたいな。

でも、粒のきめ細やかなサウンドは嫌いじゃないんだな〜。フュージョン系のリードトーン的な。ODチャンネルがハイミッドと荒々しさにシフトしてるなら、こちらはローミッドとキメ細かさにシフトしてるかな。

図太いトーンでリード弾く時は使いやすいと思う。バッキングには向かない気がするけどw

オールドマーシャルの1chに似ている気がすると思います。 

 

 

操作系統は少し特殊で、一番左がOD/DSモード切替スイッチ、そこから順に2連軸ポッドでGain/Volume、Treble/Bass、Freq/Contourとなっています。

分かりにくいのはFreq/Contourくらいで、あとは素直なもんですね。まずContourから弄るのがわかりやすいかと思いますが、ざっくり言うとミドルです。ただし、普通のミドルとちょっと違って、あげる程にドンシャリ傾向になる感じ。要はミドルカットですね。

 

Freqの方はContourと密接にリンクしていて、Freqで指定した帯域をContourでカットする。という文字通り周波数をコントロールするのですが、これがまた難しい!!

 

この2つのセッティングだけでも1時間はかけたい所ですがw

実際にそん中にかけられないでしょうから簡単に決める方法をお伝えします。

 

 

それは、まずGain.Treble.Bassを大まかに決め、ContourをMAXにしてFreqを動かす。という物。

ContourがMAXだとFreqでカットされる周波数が非常にわかりやすいんですね〜

それで大まかに自分が好きな雰囲気をまず見つけ、Freqを仮止め。Contourを動かし効き具合を調整し、場合によりTreble.Bassを再調整。そして、ふたたびContourを調整し、ミドルレンジの出方が気に入ればFreqを固定し、最終調整へ。

 

と言うのが1番早いですね。

ちなみに、以前これのODチャンネル+JCM2000のクリーンチャンネルで、JCM2000のドライブチャンネルを再現したことがあるのですが、ほぼほぼそのままでしたよ!この価格でこのサウンド!?みたいなレベルのクオリティ。

 

マーシャルで作る音ならだいたいどんなセッティングでも再現出来ると言っていいと思います。マーシャルアンプを使えばもちろん、JCを初めとするその他のアンプでもマーシャルのエッセンスをふんだんに取り込んだサウンドが出ます。やばいっすw

 

ただね、マーシャルアンプで作った歪みと比べると、明らかに抜けが悪いの。薄っぺらいと言うか、バンドでやると埋もれがちというか、、、だからってハイ上げればいいってもんでもなく、それこそContourの追い込み次第では解消可能な気もするけど、俺は90分ほど戦いましたが無理でしたwwww

 

とはいえ1万以下という値段を考えたら奇跡のようなエフェクターですよこれ!

少なくとも、アンプと比べちゃうくらいのクオリティは保証しまっせ!!

買って損なし!どっかモディファイしてくんないかなーと密かに期待してますw

 

 


Marshall JH-1 [Jackhammer]