ギターとか音楽のあれこれ

ギター本体やエフェクターのレビュー、音楽理論や楽曲解析からただの音楽雑談まで幅広く展してますよ。

〜ペンタで解決!作戦〜

はい、皆様こんにちは。

今回は読むだけ無駄シリーズですw

今回はロック界最強の切り札との呼び声も高い「ペンタトニックスケール」のお話です。

私はロック小僧なのでこの最強の切り札に頼りまくっています。

 

ドラゴンボール神龍るろうに剣心の比古清十郎、遊戯王青眼の白龍魁!!男塾江田島平八等々と同じポジションなのですね。

.......江田島平八は古いだろうか、、、

 

 

 

 

 

そんなペンタ大好きっ子の私はペンタトニックスケールの可能性を追求し続け、ハーモニックマイナースケールとシンメトリカルスケールを除く全てのスケールをペンタで攻略できないか探ってみた時期がありますw

パットマルティーノ先生のネーミングにならった、その名も「ペンタコンバージョン」としてやろう!と。。

コンバージョンの意味はわかりませんが、なんかとりあえず使いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぇ〜なにそれ〜?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

っっっ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

説明しよう!!!!(ヤッターマン風)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理論上、マイナーとドリアンとフリジアンの3つはそのままペンタの構成音を含んでいますね。

という事は、メジャースケールは3つのペンタポジションがあるということですね!すなわち

Aマイナーペンタ

Dマイナーペンタ

Eマイナーペンタ

の3つです。これらを駆使し、各スケールから一番近くのペンタポジションでやり過ごそう!と言うのがこの理論の根幹です!

別に、音が近くなくても良いけど、例えばFに対するEはすぐ見つけられる!という利便性を考慮して一番近くのペンタポジションを選んでいます!

 

荒波が過ぎ去るまで家で震えて待つ感じ。

 

という事は、メジャースケールは同主調のマイナーペンタで乗り切るとして、リディアンなら半音下、ミクソなら1音上、ロクリアンなら1音下、

を使えば乗り切れる!

ということになりますね。音的には。

あ、この理論(?)はアボイドとか全部無視です。

それぞれ各ペンタにそのスケールの特徴的な所謂「オイシイ音」を使えばペンタトニックスケール+‪α‬のスタイルでありとあらゆるスタイルが可能に!!

FリディアンならEマイナーペンタのルートから半音上を混ぜればFリディアン風の響きに!

(E,F,G,A,B)のアルペジオ的な事ね。

 

という夢のような理論なのだ!!!

さぁどうだい?興味が湧いただろう?

 

さぁさぁ!!!レッツトライ!試してみたぞ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果、、、

 

 

 

 

 

 

行けるっちゃあ行けるっ!!!

 

 

 

 

 

 

という中途半端な結果に!!!!

 

 

 

 

 

 

いやね、結局ペンタだと思ってるから、全然そのスケールらしいフレージング出来ないのよw

でも使ってる音は目的のスケールを使えていると言う不思議な結果にww

 

具体例で言うと

 

オルタード to ペンタ(Key C)

オルタードはメロディックマイナーの7音目からから始まるスケール。

ロディックマイナーの中でペンタトニックスケールがハメられるのは2音目からはじめるドリアンb2スケール。

という事は同一スケール上でスタートの音を変えれば結果オルタードに!つまり

 

Cオルタード=Ebドリアンb2(ペンタ)

(C,(Db),Eb,(E),Gb,Ab,Bb)

 

ということだ!!!!

 

よし!試してみよう!

 

 

 

 

 

 

 

.............

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うん、これ、ペンタだ。

 

 

 

オルタードじゃなくて、ペンタだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

.............

 

 

 

 

 

この事態、、、予測できただろうか。。出来たよな、、

 

 

 

 

そう、つまりオルタードスケールに求められるものは構成音ではなく、そのフレージングだったのである。

これはオルタードに限らずどのスケールでも同じ。

結果先に述べた「行けるっちゃあいける」に行き着くのである。

 

例えば、EフリジアンDドリアンをそれぞれEペンタDペンタとして、両者をメジャースケールとして使用する。

 

両ペンタとも同じポジションで同じフレーズを弾くとして、間をEbペンタを使って同じフレーズで半音階で落ちてくる。と言ったメカニカルな使い方には支障ないのだ。

例としてツーファイブで使うとして

Dm→G→CM7

それぞれに

Dm.(Emペンタ)→G.(Ebmペンタ)→CM7(Dmペンタ)

とすると、サウンド的にはオルタードスケールを使えていることになるのだ。アボイドを無視したフレージングになるけど。サウンド的には。全て四分音符として

Dm(E D B A)→G7(Eb Db Bb Ab)→CM7(D)

とかね。

 

 

でもぜんっぜん俺が求めてるオルタードっぽくない!!

なんか悔しい!!!

 

 

 

となるのである。

 

 

 

 

 

 

 

先述の通り、イオニアンスケールはペンタポジションが3つあり変換可能。

ロディックマイナー系のスケールであれば全てドリアンb2ポジションからのペンタに出来るのである。

Cリディアンb7ならGメロディックマイナーの4番目のスケールだから、Aドリアンb2すなわちAマイナーペンタになるのだ。

 

ただ問題は使用はできるが、あくまでペンタトニックスケールのサウンドなのである。

 

 

 

 

 

変なコードに乗っかった変なペンタの音

 

 

になるだけなのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁ、口惜しい!!!!

 

 

 

 

試合に勝って勝負に負けたような感覚。

 

別にね、間違っちゃいないから、この響きが気に入れば使っていいのよ。でも、俺が求めてるのはもっと大人なフレージング、オシャレな使い方だったのよ。

 

じゃあ初めっから練習しなさいよ。。って事ですな。

 

 

一応、実用性で言えば各スケールを覚えるのに役にはたつよ?ペンタという取っ付きやすいスケールからの発展なので。

運指や音選びも通常のスケールを覚えてる人達より独特な感じになるかもね。

 

役に立たないけどww

 

 

 

 

 

 

という訳であまり役に立たないペンタコンバージョンのご紹介でしたwww

使いたい方は使っていいけど、この名前を広めてね(はぁと)