Randall RG13
本日はこちら!
Randall RG13でございます!これ、レビューって言うか俺が買った時は日本で売ってなかった気がするw
ヘタすりゃ今でも売ってないんじゃないかな、、どーなんだろ。。
こちらはエフェクターでは無くフロア型のプリアンプですね。常時オンになるタイプの奴。
このプリアンプ、機能が満載すぎるので、まずはそちらからご紹介したいと思います!
・3chプリアンプ(EQは共通)
・アウトプットはバランス、アンバランス(キャノンとピン)の2種類(GRD LIFTスイッチ有)
・ステレオミニジャックによるメディアインプット機能
・スピーカーアウトも搭載しているので1wのヘッドアンプとしての使用も可(8Ω)
・スイッチでFXループとブーストの切り替え
・500mAまで供給可能なパワーサプライ機能(1つ口)
と、ざっくり機能だけでこれだけ満載!物凄い情報量w
肝心のサウンド面はと言いますと、、
EQ独立させてぇ〜!!!!
と言うのが最初の感想ですw
いやね、クリーン、クランチ、ドライブと3chあって、フォーカスされてる所が全部違うんですよ!!
ランドールと言えばダイムバッグ・ダレル氏に代表されるヘヴィサウンド、ハイゲインアンプのイメージなので、メインはやはりドライブチャンネルだと思うんですよ。
そのイメージ通り、ドライブチャンネルは極上のメタルサウンドですね!どういじってもハイゲイン!みたいなw
80's系の歪みからDjent系まで、ハイゲインならなんでも来い!って感じですね!
多分メタル好きなら絶対満足いく音が出せますw
普段、ドライブチャンネルのゲイン11時くらいで使用しているのですが、気をつけないとハウりますw
怖くてそれ以上あげられないww
EQはベース、ミドル、トレブル、プレゼンスの四つで、別途ベースブースト、ミドルスクープスイッチがあります。
各EQの効きも素晴らしいし、何よりブースト、スクープスイッチの効きが素晴らしい!
痒いところに手が届くみたいな、欲しい所に来てくれるみたいなそう言うスイッチですw
具体的には、ツマミはマーシャルよりもフェンダーとかローランドより。マーシャルアンプのミドルがトレブルで、ハイがプレゼンスみたいな。ローとミドルは割と低いところに重心があるかなー。。
ベースブーストは出すぎるくらいにローが出る、ちょっと邪魔なくらいw
マーシャルJCM2000で言うDeepスイッチ的な動き、ガツッとくる低音が出る感じ。
ミドルスクープはドンシャリサウンドするにはもってこいなやつ!
マーシャルJCM2000で言うミッドシフトスイッチみたいな動き、ミドルの効きがドンシャリ傾向になります!
さて、その他クリーンチャンネル、クランチチャンネルの解説ですが、クリーンは特筆すべきところは特にないですねw
Brightスイッチがあって、キラッキラなハイも作れます!くらいですねー、あとはお好みでEQをいじるといいかと、、w
クランチチャンネルはクランチと言うより70-80's系のトラディショナルなオーバードライブって感じです!
Low-Midにフォーカスしたような感じで、チューブスクリーマー的な要素も感じられるタイプの歪み方かなー、、EQ次第で割と幅広く作り込める感じ、メタルじゃなければこのチャンネルかな!
4chに当たるところにあるのはスイッチで切り替えられるFX LoopかBooster。
これがまた優秀で、通常使用時にソロの時にボリュームを上げたければブーストに、ヘッドアンプとしての使用時にはセンドリターンに、しかもレベル調整可!的な感じですね。
これは非常に有難いですね!私は普段ブースターにして、ギターソロや、プッシュしたいフレーズの時だけ踏んでます。音色が変わらずレベルが上がるのが素晴らしい!!
、、、でね、これがさ、俺の使用環境(マーシャルJCM系アンプ、レスポールクラシック)でドライブチャンネルと同じ設定のままクリーン、クランチチャンネルを使うともうね、ダメダメなのよ^^;
もちろん、クリーン、クランチチャンネルもいいんだよ。でも!1番肝心のドライブチャンネルと同じEQで使えないってのがデカい!
同じセッティングでクリーンを使うとペラペラになるし、クランチチャンネルを使うとモコモコになるのよ。
つくり込めば良いクリーンだし、いいクランチなのよ?でも、だったらEQは独立させてよ!って思うのよね。
どのチャンネルでも共通して使えるEQが無い!ってのが率直な感想。
同じセッティングで全部のチャンネルで使える音がでるか?と言ったらNoです。
どこかのチャンネルにフォーカスしたEQセッティングにするしかない。
なので、普段使う時はドライブチャンネルの歪みだけ作りこんで、その他のチャンネルは妥協!みたいな使い方をしてますw
正直、そうじゃないと役に立たんw
これはアンプに繋いだ時の話、キャノン出力、PAとか通してライン出力で使うなら話は別。
例えば、宅録なんかではその威力を十分に発揮します。
クリーンとクランチ、ドライブを別々に録音して〜とかなら最高なわけ。
下手にマイキングしたアンプより余程いい音がするわけよ!
ちなみに、バランスアウトからでる音とアンバランスアウトからでる音は別物です。
スピーカーエミュレータ通ってるからだと思いますが、全く違う印象になるのでご注意を。
とは言え大枠は変わらないですが、、
ヘッドアンプとしては特筆する所もなく、先程言ったチャンネル切り替えの問題があるのはそのまま、ハマれば好きな音色、くらいだなー。
正直あまりヘッドアンプとして使ってませんw
色々欠点を言いましたが、それを補って有り余る性能!3チャンネルある上にパワーサプライつき!
私は普段のライブはこれとZoomのMS-50Gのみでやるくらいにお気に入りです!
日本に来てるか分からないレア物のレビューでしたがw
見かけたら試奏する価値はありますよ〜!