Nuno Bettencourt
今回は個人的に好きなギタリストシリーズです。
今回はこの人!
そう、ヌーノベッテンコート師匠です。
初めて聴いた時にはぶっ飛びましたねー。。。
まずね、何が凄いって顔がいい!ww
それに身長が170超えてる!(これは海外の人から見たら小柄かもしれないけど)
そんで、ストラップの位置が物凄く低いのにそれで弾きながら歌える!!!
という、とてつもない才能を持っているんですねー。
ヌーノはEXTREMEというバンドでデビューしたのですが、2ndアルバム「Pornograffitti」収録の「Get the funk out」という曲が最っ高にカッコイイのです!!
こんなぶっ飛んだセンスのギタリストがいたのか!!!
あまりの衝撃に即刻コピーしようとしたものです。未だに弾けないけど。。
音楽性の特徴はなんと言っても16ビート!
16ビートの心地よいカッティングと重厚かつ爽やかなメタルサウンドはファンクメタルと言われ、EXTREMEサウンド、ひいてはヌーノベッテンコートの最大の特徴となっています。
ギターソロのフレーズもテクニカルながらメロディアス。あまりにも美しいソロに感動したものです。
先述のGet the〜のソロのタッピングなんか、コードトーンを巧みに絡めたあの美しさは彼がリスペクトするライトハンドの大御所Van helenをより進化させたような、というかあんなド派手な使い方見たことない!って感じww
そんなヌーノのサウンドメイキングはWashburn製のギターにBill Lawrence製PUという組み合わせで作られていますが、Van Helenと同じく歪みは意外にも低めで、ファンク特有のキレのあるフレーズを弾いてもしっかりと滑舌よく聴こえるように考えられているんですね〜。
エフェクターはそこまで多用するタイプの人ではないイメージですね。ラットとか使ってるみたいですけど、どんなギター弾いてもヌーノの音がしそう!というのがイメージですwww
とにかく、歯切れ良いファンクに合う歪み!と言うのがヌーノの特徴です。
この音作り、やってみるとわかるんですが、弾くのめっちゃ難しい!!
早い話がよく歪んだクランチサウンドのような感じなので、ミスタッチバレまくり!サステイン無さすぎ!で、メタルキッズの私には扱えないサウンドでしたww
ブルースっぽいフレーズやら、ニュアンスを出すような感じはやりやすいのですが、メタルキッズな私は触っただけで音が出るような弦高ベタベタ、ニュアンスなんかないコンプかかりまくりの歪みを使っていたので、その差にびっくり!
ソロはまだしも、バッキングなんて弾いた時にはズルズルとキレも悪く、ノイズだらけになってしまったもんです。。。
あのサウンドは卓越した技術があってこその物なのですねー。同じギター、同じアンプ、同じセッティングで弾いたとしても、右手も左手もしっかりしてないと下手すれば歪んで聞かせることも出来ないでしょう。
その卓越した技術の片鱗はアコギのプレイで垣間見ることができます。
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ま、こんだけ弾けりゃしっかり音出せるよな。
逆に、めっちゃ練習になるって事ですから、積極的に取り入れて欲しい音作りではあります。
でもうまく弾けるようになるまで本番では使っちゃダメだぞ☆
何気にジャニーズの嵐のバックでも弾いてるヌーノ!
ギター好きはもちろん、ファンクとメタルが好きな人は必聴ですよ!!